世界中で頻発している原因不明の牛の誘拐、COW ABDUCTION。 真贋は不明ながら、その瞬間を捉えた映像すら存在するものの未だに科学者がその真相を究明し続けている超常現象の1つ。そのCOW ABDUCTIONに特化した世界で唯一の研究所が東京に存在する事は90年代までは殆ど知られていなかった。武蔵野市の閑静な住宅街にひっそりと佇む「COW ABDUCTION RESEARCH STUDIO (通称CARS)」には世界中の事例とその詳細がアーカイブ化されており、一部の映像資料は一般にも公開されている。2000年代に入り、当時館長を務めていた榊原瑠偉がオカルト雑誌「アステカ(現在は廃刊)」の編集長を務めていた事が発覚、社会的信用を垂直落下的に失うきっかけとなった討論番組での「でもUFOはいるんだから」の名言と供に退任。後任に就いた、現在も館長を務める戸口雄作の就任当時の年齢(14歳)と就任会見の際に発した「すみません、耳が遠いものですから」という発言やその不遜な態度から年齢詐称疑惑も囁かれた。現在は館長の他に白人の男女がスタッフとして常駐しているが、経歴は非公開。館長が2013年のスタジオ創立45周年式典の際にメディアの前で語った「彼女の名前はスカリー、彼はモルダーです」という不用意な発言により「こいつマジ何なの?ふざけてるでしょ」という烙印を押されているが、欧米の駐日大使が常任理事を務めるなど国外からの信頼は厚く、国内と国外で大きく評価が分かれているのも特徴。2003年頃からはスタジオの地下を在留外国人対象のイベントスペースとして貸し出しており、来日アーティストのリハーサルで使用される機会も多い。その際に記念として購入・着用していたスタジオのTシャツが海外のファンの間で話題となり、訪日外国人からは東京の土産として重宝されていた。このTシャツは2003年~05年頃まで販売していた初期ロゴTシャツ復刻バージョン。 日本では牛好きを公言しているシンガーソングライター藤原さくらが愛用している事でも知られている。 text by Tacoma Fuji Records *このストーリーは当然フィクションです。 先日、藤原さくらのマーチャンダイズバージョンをご紹介いたしましたが、そちらは先日のライブ会場と ウェブでの先行販売で即完売となったようです(マジかよ!)。 そして今回ご案内差し上げるのは、タコマフジバージョンのCOW ABDUCTION Tシャツです。 ボディは通常のタコマフジTシャツボディ、黒ボディに白プリントは通年通して行けちゃうストロングスタイル。 白ボディにプリントしたネイビーは大洋ホエールズと明大ラグビー部が記憶の陰にちらつくニクいやつ。 (40前後のおじさんしかピンとこない鼻クソのようなイメージでソーリー) カリッカリにプリントしたので今まで以上にクラック感が出やすい仕上がりです。特にシンプルで 太いフォントがベースになっているこのデザインとの相性は私的にベストマッチだと思います。 過去に数回、Tシャツを作っていて「こういう事なのか!」とコツみたいなものに気づく瞬間があるのだけど、 今回は久々に「ほぉ〜、こういう事だったのか」と気づいたポイントがありました。 デザインをして頂いた鵜飼さんには、今までのタコマでは披露していなかったチャンネルで デザインをしてくれたと思っています。 改めて、デザイナーや現場の方々、今回はビクター時代の仲間や 応援してくれる人たちと一緒にTシャツ作るのは面白いし楽しい。 気に入ってくれる人がいてくれたら嬉しいです。 HPでの販売は29日土曜日正午頃から。 全国のお取り扱い店でも29日から販売開始予定です。 宜しくお願いします。
by tacomafuji
| 2017-07-25 15:48
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TACOMA FUJI RECORDS
ワタナベトモロウ
Creative Director 74年東京生まれ。 お酒と家族と友達が好き。 音楽とTシャツが好き。 焼き鳥と餃子が好き。 TACOMA FUJI RECORDS レーベル主宰。 Lodge ALASKA Creative Production主宰。 カテゴリ
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