数年前、悪銭リンパ腫と戦うかつての弟子垣原賢人を応援する大会が開催された後楽園ホールのリングの上で 前田日明はその後も語り継がれる名スピーチを行った。 「自分たちの師匠にあたる人、カール・ゴッチはただの人じゃないんですね。ゴッチさんは当時、『プロレスラーなんでしょう?』と言われたときに『アイム、リアルワン』って言ったんですね。自分たちはその“リアルワン”の弟子なんです。ただのプロレスラーではありません。だから垣原にもう一度言います。癌ぐらいでオタオタするんじゃない。お前はリアルワンのプロレスラーだろ? お前家に行ったら亭主だろ? 子供の前では父親だろ? だったらもっとしっかりしろ、しっかり! こんなにも大勢、熱い思いでお前のために集まってきてくれて、こうやって応援してくれるんじゃないか。そんな人たちのためにも……じゃあどうやって、普通の人だったら怖がるような病気を治していったかというのをリアルワンのプロレスラーが見せてやればいいじゃないか。垣原、もう一度言うぞ。オタオタするんじゃない。」 先日行われた、脊髄損傷で闘病中の高山善廣を支援する大会TAKAYAMANIAで 再びリングに立った前田のスピーチがこちら。 実はプロレスラーとしての自負がとても強い前田日明。 自分が弱っている時、こんな激烈な言葉をかけてくれる人がいたらどれだけ心強いだろうか。 俺はずっと前田派です。
by tacomafuji
| 2018-09-02 15:17
| 日々雑感
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TACOMA FUJI RECORDS
ワタナベトモロウ
Creative Director 74年東京生まれ。 お酒と家族と友達が好き。 音楽とTシャツが好き。 焼き鳥と餃子が好き。 TACOMA FUJI RECORDS レーベル主宰。 Lodge ALASKA Creative Production主宰。 カテゴリ
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